第5次ワラバラ探検隊|権現滝ヘノ進路ヲ確保セヨ

前回の探検で訪れた江津市松川町にある権現滝。

元々は今から30余年前、地元の人たちの手で道が整備された権現滝だったが、

高齢化のために現在は滝までの道の整備もなかなか難しくなっているとのことで、

だったら道の整備を手伝おう、ということで

今回の作戦行動(講義)は、権現滝までの道を整備することにした。
(今回の探検は、GO▶︎つくる大学の”講義”として実施しました)

 

隊員番号5番 入隊

そして、新入隊員(通常講義でいうところの受講生)が加わったので紹介しよう。

ナライ隊員(隊員番号5番。趣味は定住)

有休を取得しての参加ということで、なかなか見込みがある新入りだ。

 

法定速度で国道261号を突っ走る。

 

国道から脇道に入る(写真を取り忘れたが、この先は未舗装の道路だ)

この脇道に入ると民家が数軒ある。

とある民家の駐車場に5~6人ほど原住民地元の人が集まっていた。

車で横を通り過ぎると、

「何だあいつら!!!?」

という優しい眼差しで迎え入れていただいた(気がした)

軽自動車に若者が4人乗って山奥へ続く道へ向かうのだから、

そりゃ優しい眼差しになるでしょう。

 

滝までの進路を確保せよ

前回同様、権現滝を案内してくださった地元の方にも同行いただいた。

さらに今回は、新聞社から取材の申し込みがあり、記者の方も探検に同行。

入口で合流し、いざ権現滝へ。

 

入口からしばらくは多少歩きやすくなってはいるものの、ある程度の装備がなければ進むのが難しい。

 

進みながら草刈り機で草を刈り、最初の目的地である”あずまや”(休憩所)を目指す。

 

あずまやに到着。

この先に滝へ続く道があるが、木が倒れて道を塞いでいるので、

チェーンソーを使って倒木を切り、どかしていく。

(おまけ)チェーンソーを羨望の眼差しで見つめるオダワラ旅団長。(チェーンソーはカッコイイ……)

滝に近づくにつれ、道が険しくなってくる。

 

軽い身のこなしで岩をよじ登るナライ新入隊員。

 

最初の滝に到着。流木などを撤去した。

 

竜が眠っていたという言い伝えがある「はんど淵」と「竜神滝」。

 

ヒライワ隊員! 気を抜くんじゃない!!

 

七つの滝を観て回り、再びあずまやへ。

同行してくださった地元の方から、おにぎりとお新香の差し入れが。

ちょうど昼時ということで、昼食をとることに。

HP大回復

昼食をとりながら、滝の話や、おにぎりのお米の話、老後の話に花が咲く。

今回同行いただいた方は、長年江津市内の企業に勤め、

退職後は農業を趣味にし、現在は稲作を楽しんでいるという。

「田んぼのあるところはホントに静かで、そこでボーッとしながら煙草を吸うのが最高なんよ」

と語ってくれた。

どこかのチコちゃんが聞いたら叱られそうな話である。

最高かよ

 

午後からは地元の人は帰宅され、残ったメンバーであずまや周辺の草刈りや倒木の撤去作業。

爽やかな汗を流し、この日の探検は終了した。

 

権現滝の今後の展望

今後も環境整備を続け、人が訪れやすい場所にしていきたいが、

権現滝は観音滝(江津市桜江町)のように、決して歩きやすいわけではなく、

むしろちょっと岩を登ったりしなければ到達できない。

ある意味、権現滝は

“簡単にお目にかかれない”

“上級者向け”

と考えれば、それはそれで存在感があって、おもしろいかもしれない。

季節はこれから夏を迎える。

里山四天王(蛇、猪、熊、蜂)が暴れだす頃なので

しばらく権現滝での活動はお休みするとしよう。

べべ別に怖い訳じゃない。暑いので休みたいだけである。

 

to be continued…

次回
賢者ニ封印サレシ古代羅針盤

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