無念の撤退から4カ月……
そして前回の日没サスペンデッド……
今回のワラバラ探検隊は過去最高の難易度であり、“リベンジ・マッチ”の様相である。
オダワラ旅団長も、ボンコバラ上級特務大尉も念入りに準備を重ねた。
「ぼくたちは常に最高の結果を求めている。そのためにこの4カ月間、最高の準備をしてきた。この道はビクトリーロードに続いていると信じている」
探検前、日本代表の記者会見風に抱負を語った探検隊。(ラグビー最高)
いざ、決戦の地・ウシロヤマへ……!
ウシロヤマ・“イワヤ”ゴンゲンを攻略せよ
前回はカメラトラブルに見舞われたが、今回は万全だ。
写真たっぷりでお送りしたい。
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ビクトリーロード♪ この道♪ ずっと♪ ゆけば♪ あの岩に♪ 続いてる♪ 気がする♪ イワヤロード♪
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ビクトリーロードを塞ぐ不届き者
前日、日本列島を襲った台風19号。
東海、関東、甲信越、東北で甚大な被害をもたらした。
進路は島根県から大きく逸れていたが、前日までかなり風が強かった。
その影響で、二日前の現地踏査時よりも道路に落ち葉や枝などが散乱していて、とうとう倒竹まで。
二度にわたる屈辱(アンタッチャブル)を味あわされた我々の今回の装備は充実している。
持参した“ホームセンターで買ったノコギリ”で道を塞ぐ邪魔者を薙ぎ払う。
今日の我々は誰にも止められない!
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里山四天王の一人“蜂”に出くわしてもこれで撃退!(ホームセンターで購入)
この他にも、
親戚の家の軒下に放置してあった大金槌
サビまくってる小さめの斧
など熊対策もバッチリ。
装備は万全を期したが、前日に調べた情報によると、地元の人の案内なしにはたどり着くのは難しいようだ。
さらに、元々この場所の詳細を教えてくださった地元の方の情報によると、
「ヤジを右に曲がって山を登るとゴンゲンさんがあるのじゃ……」
……ヤジって何?
RPGの村人でももう少しヒントをくれそうなものだが、今日の我々にはこの情報しかない。
行けば分かるのか、ヤジ……。
文句を言ってはバチが当たる。ノーヒントよりも遥かにマシな状況だ。
「今日もご安全に」
いつもの言葉でいざ岩屋権げ…んんん……??
まずい。
入口に看板らしきものが立っている。
二日前の事前踏査のとき、この看板らしきものはなかった。
まさか、台風の影響で何らかの事象(がけ崩れ、落石、倒木)で立入禁止になってしまったのでは?
またしても自然の猛威の前に屈するのか……。
胸騒ぎを抱えつつ、看板に近づいてみる。
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ん!?
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!!!?
こ、これは……!?
岩屋権現までの手書きルートマップ??
実は昨日、「地元の人の案内がないと無理ゲー」ということが判明した後、
地元の方に案内をお願いできないか、相談していたのだった。
ただ、ご高齢ということと、台風の後ということもあり、
「もう少し若ければ案内してあげられたのだが……」
というやりとりがあったのだ。
この日の朝もその方のご自宅に連絡したところ
「主人は朝早くに出掛けまして……」
という状況だった。
そう――
その地元の方は朝早くから我々のためにこのルートマップをわざわざ立てに来てくださっていたのだ。
オダワラ旅団長とボンコバラ上級特務大尉の頬を雫が濡らし、朝日を反射して輝いていた。(ただのおっさんの涙)
探検の序盤にとてつもない強力アイテムを手に入れた。
もはや“強くてニューゲーム”だ。
地元の方の熱い想いを胸に、いざ岩屋権現へ!
ウシロヤマ・“イワヤ”ゴンゲンを攻略せよ
岩屋(いわや)は、おおまかに言えば“大きな岩(石)”を指す言葉で、今のよう建物としての神社が普及する前は、山、滝、岩など自然界にある大きなものが自然崇拝の対象とされてきた。その一つが岩屋や磐座(いわくら)と呼ばれるものだ。
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入口に建てられていたルートマップの横には、『竹の杖』まで置いてあった。これで疲労を軽減できる。
ここで今回の新入り(受講生)を紹介しよう。
ヨシモト隊員(隊員番号10番。趣味は高利貸し)
カワモト隊員(隊員番号11番。趣味は圏外)
なんと二人とも今年(2019年)から江津市に住み始めた、新米ホヤホヤの、マンモーニの、ほぼ江津童貞チェリーボーイである。
しかし!
ヨシモト隊員は山登りが趣味という、旅団長や上級特務大尉よりもはるかにレベル上級者の豪傑である。
また、カワモト隊員は大学時代に舞台の裏方のアルバイトを長年やっていたそうで、ロープの結び方、使い方やその場にあるものを代用する能力に長けており、稀代のユーティリティープレーヤーだ。
この日のパーティはもはやチート級。
ただでさえ強くてニューゲームなのに参加隊員がこんな感じなので、序盤から旅団長と大尉は(自分たちはヘボイのに)天狗の鼻になっている。
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いざ、岩屋権現へ……!
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この物体には時間が流れていないようだ
入口から200mくらいのところで、いきなりこれである。
パ○ー「君、ひとりぼっちなの? ここにはもう、ほかのロボットはいないのかい?」
……天空の城では友達もいるし、鳥の巣の見回りもしていたロボットとは対照的に、このロボット(ユンボ)は役目を終えたのか、山の奥で静かに佇んでいる。
放置されてそこそこの年月が経っているようだ。
廃退感がハンパない……。
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台風の影響か、前日の事前踏査時にはなかった倒竹が行く手を阻む。
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山探検ではお決まりの倒木。
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おそらく植林された杉林で、あまり管理されていないのか、かなりの数の木が細々と成長している。朝日が差し、この画像だけならなかなか気持ちの良い林道だ。
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と思ったのも束の間、また倒竹……。
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こんな山奥に『国土調査』の標石。いつごろ行われたのか、古い年代のもののようだ。もう抜けてしまっているので、意味はなしていないだろう。
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用途のわからない石。カワトモ隊員の足を休めるイス代わりに。
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道の何か所かで目にした石見焼と思われる残骸。かつてこの山奥で人々が生活していたことがうかがえる。(繰り返しになるが、この山はけっこうな山奥にある)
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石垣っぽいものも。やはり人が生活していたと思われる。
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やたら背が縮むキノコ(毒)
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薄暗い山の中でも健気に咲く花たち。こんな世界の隅っこで探検ごっこを続ける我々を励ましてくれる、そんな存在だ。
さて、入口にあった看板を思い出したい。
入口近くに放置されていた『ユンボ』。
そこからしばらく歩いて『峠』は越えた。
その先に『竹ヤブ』『家屋地』とある。
地元の方が言っていた「ヤジ」というのはこの『家屋地』のことだろう。
そして竹ヤブの距離は『10m』。
入口からある程度歩いてきたが、いわゆる竹ヤブらしき竹ヤブを見つけることはできなかった。
竹ヤブっぽいもの、というものはあった。
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ボンコバラ土木作業員「はいはい、今道をきれいにしますけぇね」
竹というと、拳かそれよりも大きな径の幹部分がスラーッっと真っすぐに生えていて、
竹ヤブは、それがあたり一面にブワーッっと生えている、
そんなものを想像するのだが、竹ヤブっぽいものはこんな画像のエリアだった。
おそらく、ここが竹ヤブなのだろう。
岩屋権現へはこの竹ヤブを抜けてすぐ右(山を登る方向)に向かうようだが、
竹ヤブへの確固たる確信が持てず、その先にあるとされる『墓』を確認することにした。
確かに『墓』はあった。
墓というよりも墓跡のようで、ほとんどの墓石が倒れていて、人がお参りにきている様子はなさそうだった。
※写真は自粛しました。
さて、『墓』は確認できたが、『竹ヤブ』を抜けたあとに右に曲がる手掛かりがない。
なんとなく道っぽいものを見つけて、とりあえず上ることにした。
すると、道っぽいものは確かに道のようで、しばらく歩くと完全に道になった。(ちょっと何言ってるかわかんない)
そして……
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!!!?
ととと鳥居だ!!!!
ほぼ”あてすっぽ”で登ってみたが、どうやら正解だったようだ。
我々の探検勘も板に付いてきたようだ。(超絶マグレ)
鳥居の根本は腐食が激しく、鳥居に向かって左側の木に鳥居が寄りかかって立っている状態だった。
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境内の中にある手水舎。大分県の人が奉献したようだ。ルーツが気になる。
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少し高いところに拝殿がある。間違いなく、ここは『神社』だ。
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枝葉で隠れて見にくいが、拝殿の裏に『岩屋権現』が!
ついに『岩屋権現』とご対面。
6月の入口引き返しに始まり、事前踏査日没サスペンデッドと2度にわたって跳ね返されたが、ようやくたどり着くことができた。
実に堂々とした佇まい。
これほどの山奥にこの岩を見出したイニシエの人たちへの尊敬と感謝の念が湧いてくる。
到着した隊員たちはしばし思い思いに岩屋権現を拝む……。
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拝殿から岩屋へつづく階段が雑草に覆われていたので、簡単にお掃除を。(「おれ、撮影するからさ!」といって手伝わないオダワラ旅団長)
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岩屋権現を背に記念撮影!
江津市のまちなかから車で約40分。
車を停めて入口から約1時間。
ホイホイと簡単に行けるような場所ではない。
行くには苦労するが、その苦労が報われるだけの”有難み”がある。
※1時間40分あれば、江津から出雲まで行ける。
↑県外に住む知人から「今度出雲に行くから遊ぼうよ!」と連絡がくることがあるが「出雲?江津から1時間半かかるわそんな簡単に行ける場所ちゃうぞJR1時間に一本しかないし東京から1時間半って新幹線で福島とか郡山やぞ福島や郡山に住んでる友達にもそんな簡単に遊ぼうとか言うんですかねえ?ねえ?ねえ?」という県西部民あるある……)
時間は正午近く。そろそろ下山して腹ごしらえをしたいところ。
だが、『竹ヤブ』で少し苦労した我々は次に岩屋権現へ来られる方への道標を残さなければならない。
地域に眠っている”宝”の再発見と共有が我々のミッションだ。
竹と蔦を活用して即席の誘導ロープを設置!
ここまで人為的なら、次に来る人は何となく気づいてくれるはず……。
やれるだけのことはやった。
二度にわたるアンタッチャブルからのリベンジマッチ。
地元の人からの思いもよらぬ強力アイテムの提供。
地元新聞に連載されている巨石ハンターからのヒント。
今回の探検は本当に多くの人たちの支えで成し遂げることができた。
岩屋権現を目にしたとき、発見の興奮とともに
お世話になった方々の顔が脳裏に浮かんだ。
(ありがとうございます)
岩屋権現を拝みながら、ただひたすらに感謝した……。
ウシロヤマ・“イワヤ”ゴンゲン、攻略!!!!
※ただし、強くてニューゲーム……
おまけ1 桜江ガッツリ飯
時間は午後1時をまわっていた。
過去最高難易度の探検に挑んた我々のお腹は完全にえんぷてぃ~である。
『岩屋権現』のある桜江町は人口約3,000人の小さなまち。
なので飲食店も多くはない。
が、けっこう個性的な(良い意味で!)お店が揃っている。
中でも個性的一丁目一番地が
『たぬきの国』。
もう少し伝わりやすい写真を撮っておくべきだったと今更ながら後悔しているが、
このお店、ものすごい量の“たぬきグッズ”で埋め尽くされている。
のぼりが示すように基本的にはラーメンなどの中華がメインのお店だ。
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チャンポン(並)※たぬきは入っていません
刮目せよ! 元祖○郎に引けを取らないバルクである。
こちらのお店は“大盛り”で有名で、並を頼んでもこんな感じだ。
丼の下の皿が、日本酒の升のそれである。
……もう動けない(完食)
◎中華料理 たぬきの国
島根県江津市桜江町市山503-1
営業時間
昼 11:00〜14:30
夜 17:00~21:00
休業日 月曜日(祝日になる場合は火曜)
おまけ2 ウホッ!男だらけの“森の銀座”
探検とフードファイトで汗をかいた探検隊。
目には目を。歯には歯を。かいた汗には温泉を。
ハンムラビ法典に則り、温泉へGO!
この日訪れたのは、江津市松川町にある上津井温泉、通称(自称?)“森の銀座”。
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“森の銀座”外観
国道261号から入って山道を約5分。
小高い山の少し開けたところにある。
とても静かだ。
実はこの温泉、江津市民もその存在をあまり知らない。
温泉はいわゆる冷鉱泉で、口にふくむとほのかに“炭酸”を感じる。
冷鉱泉なので、源泉温度が低いため、温水を混ぜて入浴する。
男四人で……。
お湯はぬるいがしっかり浸かったので体はぽかぽかだ。
畳の部屋もあり、うたた寝もできる。
静かな場所でのんびり温泉に浸かって、ひと眠り。
最高かよ。
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温泉から山を下ったところ。金の稲穂が広がっている。
◎上津井温泉“森の銀座”
島根県江津市松川町上津井84
毎週土曜日・日曜日のみ 14:00~19:00
※臨時休業があるので、行く前に必ずお電話を。
おまけ3 星の山の広場に
今日のワラバラ探検隊、まだまだ終わらない!
予定終了時刻は午後3時だが、多少時間に余裕があったので、
次回の探検(キャンプ)を行う候補地を事前に見ておこうと、
島の星山へ向かった。
江津市のほぼ中心に位置する島の星山(別名:高角山 標高470m)。
その昔、隕石が落下したことからこの名で呼ばれるようになりました。万葉の歌人・柿本人麻呂と依羅娘子(よさみのおとめ)との惜別の情をうたったといわれるこの山は、中腹には隕石を祀った祠や椿の里がある他、人丸神社や歌碑があります。
また手頃なハイキングコースとして親しまれており、山の頂上 展望台からは日本海や江の川など江津市が一望できとても素晴らしい眺めです。
(江津市観光協会HPより)
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高角山公園にある旧キャンプ場。
写真のキャンプ場は、ボンコバラ上級特務大尉が小学生だった20年以上前に利用した記憶がある。
事前に市役所に電話で確認したところ、現在はキャンプ場として利用していない、とのことだったが、どうやら誰かが管理しているようで、草がきれいに刈られていた。
よく見ると、このキャンプ場の上に何やら開けた場所がありそうなので、行ってみることに。
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良い眺め!!
昔はこんな場所なかったような……
さらに上をみると、建物がある!
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きれいな東屋が!!!
ここからの眺望はさらに良かった!
こんな場所があるなんて……
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何となくロマンティックな写真……(実態は”BOY meets BOY”……)
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江津の有名人・タナカ(写真右)
下に降りようとしたら、いつの間にか誰かが作業をしている。
やっべぇ、ここは人の土地なのでは?
今更ビビってもしょうがないので、思い切って話しかけてみた。
どうやらこの見晴らしの良い公園のような場所は、
この御仁を中心に地元の人たちが開拓しているらしい。
こんな場所を開拓するなんて、どんだけタフマンなんだ……。
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「せっかくだから、木を植えていけ!」ということで、楽しく強制労働。
キャンプ場は使用不可で残念だが、なかなか良い場所を見つけた。
今後、何らかの形で活用していきたい。(アイディア&実行求む!)
さて、公園のキャンプ場はダメだったが、隠し玉がある。
島の星山の頂上には展望台があるのだが、その下に少しだけ開けた場所があり、
こちらも大尉が小学生のときにキャンプで使った記憶がある。
キャンプ場ではないので、完全に野営になるが、探検隊にはお誂え向きだ。
展望台に向かう細い山道を走ること5分……
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KEEP OUT
……最後の最後で行き止まり。
展望台からの眺めはかなり良いのだが、歩くにはちょっと距離がありすぎるし、隊員たちを家に帰さなければならない。
島の星山からの眺め。
いつかこちらでお届けしたい。
to be continued…
次回
『戦士タチノ休息』