三度目の正直で遂に『ウシロヤマ・“イワヤ”ゴンゲン』を攻略した探検隊。
ワラバラ探検隊史上、もっとも過酷な探検を終えた我々は心身ともに疲れ果て、
季節外れのセミの抜け殻状態でありふれた日常を過ごしていた。
このままでは次回以降の探検に支障が出る……。
そこで今回は探検要素をギュギュっと縮小し、
まったりほっこりの日常系でお送りする。(←需要はあるのか!?)
BBQを実行せよ
庄原キャンプで「キャンプいいよね」と完全に“キャンプかぶれ”状態となった我々は、
今回まったりほっこりキャンプを実行しようと試みたが、
市内のオートキャンプ場が11月から冬季休業、
島の星山の高角山公園キャンプ場も現在は使用禁止、
という勝手に惚れて勝手に振られる状態に陥り、
最終的には
「もう夜は寒いから泊まらずにBBQのみで」
という結論に至った。
チシャの木を攻略せよ
さて、第10次探検でアンタッチャブルに終わった、江津市敬川町の『チシャの木』。
その後、江津市のfacebookページで地元の人たちが開催したスタンプラリーの様子が投稿され、そこには『チシャの木』の姿が!!
“スタンプラリーで訪れることができるくらいの難易度”に到達できないワラバラ探検隊……(きわめて正常)
江津市の広報係に場所を教えてもらい(←!?)、いざ『チシャの木』へ!!
鬱蒼とした雑木林の中に圧倒的な存在感を放つ『チシャの木』。
なんと前回のスズメバチ迎撃ポイントからたった100m先にあったのだ。
いくら相手がスズメバチとはいえ、己らのヘナチョコ具合に辟易する旅団長と大尉。
それにしても、立派な大木だ。
チシャの木って何? という方はコチラを参照。
大木ゆえなのか、木の幹は空洞になっていて、幹自体に穴も空いている。
第9次探検時に発見した文献によれば、
元々敬川古八幡という神社の境内にあった木だとか何とからしいのだが、
奥まで行ってみても神社跡の気配は写真のような石垣くらいだった。
黒木神社!?
看板は新しいので、現存する神社に違いない。
しかし、日没が迫っており、急いでベースキャンプに戻って
BBQ用の火起こしをしなければならなかったため、
黒木神社は次回以降にアタックを試みたい。
まったりほっこりBBQ
何とか日没までにベースキャンプに帰還した我々は
オペレーション・サンセット・サラマンダーを開始した。
癒しのBBQタイムは更けていく……。
to be continued…
次回
『噺山、死ノ彷徨』