【「オーガニック神社学」第二期終了しました。】
5月26.27日の二日間に渡り、オーガニック神社学の第2期が開講されました。
今回も中村教授の神社愛が爆発。
事務局として2回目の講義となりましたが、新しい発見も多く、受講生のキラキラした顔が印象的な講義でした。
講義の様子を紹介します。
まずは、中村教授がなぜ、神社に目覚めたのか、というお話。
そして、神社、神話についての座学。一度は聞いたことあるような神話と、自分たちの暮らしとの関係性についてわかりやすく解説。平城京と・・・一見こじつけのように思えるような話でも「こじつけられてしまうのが神社と歴史の面白さ」と中村教授。
午後からは、温泉津の龍御前神社へ。
実は意外と知らない、参拝方法について聞いた後、実際に参拝。
かつてこの地で神として崇拝されていたであろう龍のカタチをした大岩。「もしかしたら、今目の前にある岩を、数百年前にこの地に住んでいた人も拝んでいたと思うと不思議だよね」。そんな話をしつつ、当時の自然信仰に想いを馳せながら、改めて参拝し、一日目の講義は終了しました。
二日目は天候にも恵まれ、邑南町の志都の岩屋神社へ。
この神社に祀られている神についてのお話。「神社に祀られている神を知れば、その土地の歴史を知ることに繋がる」と中村教授。
その後、神社の裏山の頂上を目指して山道を歩いていきます。
所々に、大きな岩があり、かつてこの辺り一帯が信仰の対象とされていたそうです。
「しんどい!!」と言いながらもなんとか頂上まで登りきり、気持ちいい眺めのなか、昼食。そして、記念撮影。
最後に、桜江町の観音滝に行き、自然のエネルギーをいっぱい浴びて、講義は終了しました。
「神社の存在は知っていたけれど、その裏にこんな場所があるとはしらなかった。まちの見方が変わってきます」と受講生。神社の存在と、人の暮らしはリンクしているのだと改めて感じることができました。
中村教授の神社愛に触れ、ワクワクした2日間でした。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
受講生の声
「体力がないのでフィールドワークが不安でした。きつい時もありましたが、励まして頂きながら最後まで受講できて大変心地良くて病みつきになりそうです。自然の中の神様を体感することができました」
「こんな近くにこんな魅力があったことに嬉しく思った。良いところに住んでいるな・・っとより実感した。 山とか、崖とか、高いところで遊ぶのが好きだったことを思い出した。 当たり前な風景の後ろにも神様の存在があると感謝を意識し始めた」
「オーガニック神社学」第3期の募集も開始しております。
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(写真:GO▶つくる大学 盆子原 文:GO▶つくる大学 小田原)