6月に開講した講義「オーガニック神社学 出雲編」の受講生から、レポートが届きましたので掲載します。
私は、神社に興味なんてないと思っていました。幼い頃は地元の秋祭りで神社へ出かけることはありました。でも、本当にそれだけのこと。
座学を前にして、もしかしたら中村教授の話を理解できないのではないかと不安な気持ちになりました。実際の講義では、教授の神社学に対する熱意・愛が伝わってきました。圧倒されながらも、気づけばどんどんお話に引き込まれていきました。知らないことを学ぶ楽しさを実感しました。
座学が終わり、午後からフィールドワークにでかけました。
市内の神社へ向かう途中、道路の脇に神社があると、「あ、ここにも神社がある」と無意識に見つけている自分がいました。この影響力にはかなり驚きました。
地元の出雲だから知っていることはもちろんありますが、地元でも知らない・気づかなかったことにもたくさん触れることができました。身近にありすぎて存在が当たり前になっているために、そのものの魅力に気づくことができなかったのではないかと感じます。
2日間を通して、普段から縁を大切にしてきていたことに気づきました。私にとって人との出会いは常に「縁」であると思っています。今回、共に学んだ仲間に出会えたことも素敵な縁でした。ありがとうございました。
(文:N・K 写真:つくる大学事務局)