1月28日に江津市桜江町市山で「大人と子供の小学校体験!!」を実施しました。市山の子供から高齢者の方、大学生まで20名以上が参加したイベントの様子を、このイベントを企画した島根県立大学の兒玉由宇がご紹介いたします。
今回のイベントは、市山で作られたカルタや、給食を一緒に作ることを楽しんでもらうことで、普段関わらない人との交流を楽しんでもらうことを目的として企画しました。
僕は、7月から9月まで地域に入ってのインタビューや地域のサロンへの参加を通して、市山では、地域の大人と子供の関わりが少なく、さらに地域住民と地域外の人の関わりが少ないということを感じました。そこで、地域の大人、子供、市山の人以外が交流できる場を設けようと考えました。
当日は、小学校のように座席表をつくり席ごとにグループになってもらい、グループごとにカルタや給食づくりに挑戦しました。
最初のHRの時間の様子です。子どもや大人、大学生が楽しく自己紹介をしながら交流し、いつも関わらない人との会話を楽しんでもらうことが目的の時間です。一時限目「社会の授業!」市山で作られた市山カルタで取った札を市山の人に説明してもらうという内容でした。市山について知ったり考えたりする良いきっかけになったと思います。
2時限目「家庭科の時間!」自分たちが食べる分の角寿司を作りました。
「給食の時間!」
「初めて角寿司を作るのが楽しかったし、美味しい」「また作ってみたい」と一緒に作る楽しさや、普段食べない角寿司のおいしさを感じてもらえてよかったです。
イベントの最後は終礼の時間!今日の感想などをグループで共有をしました。
僕は1日、副担任としてイベントの説明やカルタの説明などをしました。最初は緊張していましたが、自分なりの温かい雰囲気を出しつつ進行できました。
参加者の方からは、「カルタを通して郷土のことを再確認できた」「普段子どもと殆ど話すことが無いので元気をもらったような気がする」などの声をいただきました。
素敵な地域の方が他のご協力のもと、無事にイベントを開催することができました。
イベントの開催にあたってサポートしてくださった方々、イベントに参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回のようなイベントを第2回、第3回と継続して開催出来たらよいなと考えています。