講義レポート 「一人ひとりのアート学 出雲編 ~デカルコマニーで手紙を書こう~」 第6期

一人ひとりのアート学~デカルコマニーで手紙を書こう~


秋風のとても爽やかな日でした。
お庭があり風の通る日本家屋でゆったりと贅沢な時間を過ごすことができました。

一限目:ご挨拶
優しそうな穏やかな千尋先生!
日々のお仕事の中で大切にしていること、感じておられることをお話しされました。アーティストは上手い人だけではなく自分の心の赴くまま自由に好きな形で表現すること。今回の「一人ひとりのアート学」というテーマも「自分だけの感じる心」を大切にしながら表現する、その人その人の「アート」ととらえておられます。
そのことがとても自由に思え上手に書かなきゃとか変に考えず素直に自分と向き合ってやろうと感じました。先生もリラックスして感じるままに描いてくださいと言ってくださいました。

二限目:デカルコマニーでカードをつくりましょう
絵の具を使って偶然にできる色や模様をカードに描いていきました。
自由に好きな色を選んでパレットに出していく。最初は自分の好きな色とかを出してました。ちょっとまだ緊張気味。なんと自分の手で描いていく。なかなか手で絵の具を思い切り触ることはないので感触とかも色によって違いを感じたり、手で描くことによって思いがすごく伝わる気がしました。
絵の具で描いたらその上から紙で挟むと違う絵ができて不思議!
おもしろい☆
皆さん表情も変わりイキイキして取り組み、心も変化しながら絵の具と指でメッセージカードを描きました。

三限目:コラージュで封筒をつくりましょう
展覧会やイベントのチラシをはさみで切り封筒をつくりました。
じっくりチラシを見ることもあまりないので、感覚で選んでどんどん切って貼っていく。これも楽しい。
これいい!っていうチラシを見つけた時の嬉しさ、何とも言えない気持ちです。

四限目:大事な人へのメッセージを書きましょう
カードを渡す相手の顔を思い浮かべながら、ゆっくり、心の声を言葉に、文章にしていきました。
穏やかに流れる時間の中で感じてることを字にすることもとても大切ですね。

五限目:みなさんで作品を楽しみましょう
つくったカードと封筒を鑑賞し、一人ひとりが自分のアートや心の変化をお話ししました。誰もが受け入れ、講義の最中からずっと先生が温かい言葉を一人ひとりに伝えてくださいました。
自分自身に気づき、肯定し、そして周りの人を受け入れていく。素敵な人たちとの豊かな時間でした。
そして、この講義は、自分の描いたアートを思い浮かべて作った人にお渡しするところまでですと先生がおっしゃいました。
作品と共に気持ちが伝わりますように。。。

関連記事

  1. 講義レポート |「解かなくてもいい数学と理屈っぽい広告」

  2. 第10次ワラバラ探検隊(後編)|敬川・“イニシエ”八幡&波子ノ石畳(ア…

  3. 第11.5次ワラバラ探検隊|ウシロヤマ・“イワヤ”ゴンゲン攻略戦(強く…

  4. 講義レポート KAGURAプロジェクト ~知ればもっとたのしめる、石見…

  5. 講義レポート 「イベントつくるゼミ」

  6. イベントレポート 地域×学生 鍋パーティー おいしい鍋を作って食べてお…