事務局の日常vol.005|江津にもこんなところが

我々の住んでいる江津には、意外と知られていない、あるいは忘れ去られている名所がいくつも眠っていることをご存知ですか?

「まちをもっと、使いこなそう」というスローガンを掲げているGO▶︎つくる大学としては、まちを知らなずして何が使いこなす、だ! ということで、時間を見つけては、そういう江津の名所を探検・開拓を行なっています。

今回はそんな名所を2箇所ご紹介します。

最初にお伝えしておきます。
上記のように、「意外と知られていない・忘れ去られている」名所のため、普段は人の往来がほぼなく、人口減少・管理者の高齢化などによって管理が行き届かず、そもそも人が気軽に行き来できる場所では既に無くなっているという現実に直面し、目当ての入り口まで、あるいは途中で引き返しているところがほとんどです。何卒、ご了承ください。

一つ目は「妙見神社」

江津市は敬川地区にある神社です。

主要道路からその場所を拝むことはできず、看板を頼りにいくわけですが、入り口からしてこんな状態です。ここ最近人が行き来した形跡が一切ありません。

スパイダーマンとの連戦の末に疲弊しながらもなんとか最初の鳥居に到着。自然と一体化せんとするそのお姿が神秘的ですね。

鳥居の奥はこんな感じ。行く手を拒もうとする草木やスパイダーマンをなんとかかわしながら、奥に進むと小さな祠を発見。

この先にもいくつか祠がありそうですが、ひとり旅のため、熊とのエンカウントを避け、名誉の撤退を余儀なくされました。

 

そして二つ目は「権現滝」

江津市松川町を流れる長良川に、その滝はあります。
国道261号から細い道を進むと、途中から舗装がなくなり砂利道に。
特に看板もないので「本当にこの道でいいのか?」とビビる。

途中、草刈りをしておられる第一町人を発見。
その方のお話では、道を進むと滝の入口近くまで行けるが、行かない方がいい、と。
集落の人が「行かないほうがいい」なんて、穏やかじゃあない(汗)

聞くと、元々は集落の人たちが滝に続く道を整備(草刈り等)をしていたが、近年は高齢化が進み、自分たちでは管理が難しくなってしまった、とのこと。また季節柄(9月)、蛇、猪、熊、蜂が出るので、やはり行かない方がいい、と。

そんな四天王まで出てくるなら、きょ、今日のところは勘弁してやる!
ということで退散。

道を進んだ先に建てられた看板には、
・権現滝には大小七つの滝がある
・一番奥の滝の上には幹回り4m以上ものご神木がある
そうです。

以上、「意外と知られていない・忘れ去られている」名所ということで、妙見神社と権現滝をご紹介(してないじゃん!)しました。

今回は入り口で文字通り門前払いされましたが、頃合いをみて、再アタックを仕掛けたいと思います。
こうご期待!

(文・写真:スタッフO&B)

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