地域資源を活用!ローカルデザイン学
ー 企画への想い ー
みなさんこんにちは!てごねっと石見のスタッフであり、江津在住の大学生 三浦走です。本プログラムは、地域資源を活用するローカルデザイナーを巡りながら、地域づくりをおしゃれにデザインする視点で考える講座です。
実は地域には、人を魅了するための資源は沢山転がっています!
その土地にしかない魅力を引き出すことは、人々の視点や固定概念を変え、価値観を揺るがします。
「えっ、、、そんなストーリがあったなんて」
かっこいい、自分もなにか関わってみたいかも。地方のいいところは、そんな体験をくれるデザイナーと身近にお話できるところです。実際にその視点やこだわりを聞くと、いままでにはない考え方にアッと驚きます。
その瞬間、「田舎ってかっこいいかも、!」と思うわけです。(かという企画者 ミウラもその一人)
今回は講師 三浦大紀さん・平下茂親さんをお呼びしてお話をお伺いしながら、石見地域をまわります。
これであなたもローカルデザイナー!
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ココでは8/21に実施した内容をダイジェスト形式でお伝えします。今回は島根県外の大学生4名と県内の大学生3人の計7名で回りました!参加者それぞれがまちづくりに興味があり、講師の方と適宜意見交換する場面もみられました◎
①三浦大紀さんに学ぶ:シマプロ流ローカルデザイン
午前中は浜田市内を巡りながら、まちを考えます。自身の経験を踏まえ、ビジョンをもつ大切さやこれまでの成功事例、失敗談など多角的な視点からのお話が中心で、どれも興味深いものばかりでした。
以下参加者の声になります。
「まちづくりは文化と教養」(兵庫在住:大学生)
「商店街を点と線と面で捉える話が興味深かった」(名古屋在住:大学生)
「暮らしの中に仕事があるのか、仕事の中に暮らしがあるのか、を考えるきっかけになった」(東京在住:大学生)
「表面だけ真似をしただけでは意味がないというお話がとても印象に残りました。成功した事例を真似すればうまくいくのではという考えが自分にもあったので、それではだめだということに気づかされました」(島根在住:大学生)
②平下茂親さんに学ぶ:有福温泉を中心としたSUKIMONO流ローカルデザイン
午後は有福温泉へ。平下さんが取り組まれている宿を見学し、その後にロイノキッチンにて
有福を中心とする今後の展望をお聞きしました。
「いいものを作る職人さんを残すために技術力への投資も惜しまないスタイル、先を見据えていて素敵だと思いました。」
(東京在住:大学生)
「まちをつくる考え方を学ぶことができて、とても面白かった」(横浜在住:大学生)
「妥協点だけでなく、両立が大事になってくる」
「組織論のような話が聞けて面白かった!」
<企画を振り返って>
今回は大学生と一緒に石見地域の素敵な方々にお話を伺いました。自分自身としては、両者に通ずる「まちを俯瞰する視点」に興味を持ちました。近年指摘されている郊外化や中心市街地の衰退というのは、まさにこの視点から浮かび上がる課題です。通りや商店街を点と線と面を用いながらまちを考えるのは、将来性を考えるにおいて重要になってくることがわかりました。
またかえり道に参加者同士で考察や、今後のまちの在り方を考えながら話していた時間はとても有意義でした!お互いのまちに対する価値観やビジョンを伝えながら、「こんなまちに住みたいよね!」いう会話で盛り上がったので、次回の企画では参加者の方々と「まちをつくっていく感」を体験できる場を設計したいなと思います(三浦走)
<申込窓口・お問合わせ>
GO▶︎つくる大学事務局(担当:三浦・藤田)
島根県江津市江津町1518-1 江津ひと・まちプラザ パレットごうつ事務室内
MAIL:jigyoubu03@tegonet.net
TEL:0855-52-7820 FAX:0855-52-0004